TakedaYucaピアノライブとモルドバのおはなし米の国、麦の国…に参加して
平成25年6月29日、いよいよ日本モルドバ友好協会が共催してTakedaYuca ピアノライブが磯上邸(神戸市中央区)で開催されました。
あえていよいよと申しますのは、このピアノライブが公式に日本モルドバ友好協会の活動報告の場となったからです。
また、本年2月から前在ルーマニア日本国特命全権大使雨宮夏雄氏が会長に就任していただき、全国組織として理事の選任も始まりました。
東ヨーロッパの黒海に面するルーマニアとウクライナに接するモルドバは九州ほどの面積に360万人程度の国民が暮らしています。経済力や社会資本は弱体です。これからの国です。私たちが援助の手を差し伸べるわけですが、今その隠れた理由を書いてみたいと思います。
高名な学者の説によりますと、私たち日本人の脳組織の活動は、その調査によるとポリネシア方面に大変近い。また血液型は近くの国々より、より西アジア、東ヨーロッパの人々と同型であると申します。
ヨーロッパ、米国、中南米、近隣の諸国ではなく、西アジアや東ヨーロッパの人々と同型であるというわけです。「血は水よりも濃し」とはこの事実を言うのです。
1994年からモルドバ復興に携わっているモルドバ復興支援協会代表、事務局長の人柄にもよるのでしょうが、今回のピアノライブは和気あいあいに始まり、参加者は目標の人数に達し満席となりました。
ベテランのピアニスト武田有賀さんのピアノも意味のあるプログラムでした。モルドバの国民は半分以上がルーマニア系ラテン民族です。国民のラテンの血は芸術にも反映しています。
曲目は
ファリエ作曲「火祭りの踊り」
ピアソラ作曲武田有賀編曲「忘却」
ラヴェル作曲武田有賀編曲「ト長調ピアノ協奏曲から第2楽章」より、他
等々十八番の曲が参加の皆さんを唸らせました。
最後に弟子である老人一人(筆者)が飛び入りで連弾を強要する始末です。
そうそう言い忘れました。
西アジア、東ヨーロッパと日本の関係を示す歌が「月の砂漠」であり、ポリネシアと日本の関係を示す歌が「椰子の実」であるとのことです。深いですね!
今年の日本モルドバ友好協会のスタートは上々です。ボランティア活動は人を大きくします。皆さん頑張りましょう。
(日本モルドバ友好協会理事、芸術工房タレス代表曽根昭十士)
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