2018年9月20日木曜日

日本モルドバ友好協会会長James Nada氏来日

米国ラスベガスに在住するJames Nada氏、日本モルドバ友好協会会長が来日中の2018914日東京で沓澤美喜理事とともにお会いしました。Nada氏は1996年から1998年まで3年間モルドバに滞在しモルドバの復興のために努力された日系アメリカ人で、当時すでに1994からモルドバ復興支援活動をしていた沓澤美喜理事と一緒に活動する機会もありました。以来、私ども夫婦はNada氏と親交を深め毎年一度は東京か神戸でお会いしモルドバ支援に関して情報を交換してまいりました。
 
日本モルドバ友好協会は201564日東京都からNPO法人として認証され活動してまいりましたが、時々「日本モルドバ友好協会の会長はどなたですか」という質問を受けてきました。私はかねてより、人格者で社会経験豊かでしかも日本モルドバ友好協会の会長としてふさわしいお方と考えていましたが、満を持して本年6月に開催された理事会・総会においてNada氏会長就任の賛同を得ました。
 
今般来日に際して、会長就任後初めて会談し、今後の活動についての認識を細部にわたり確認し共有することができました。
 
Nada氏は77歳。長く米国に在住しておられ、お忙しいお方ですが日本全国に人脈があり年に数回来日され、ますます交流を深めています。日本モルドバ友好協会がどのような活動をしてきたかをよく知ってくださっていて、いつも変わらない心情で私達の活動を温かく見守ってくださっておられます。温厚なお人柄はこれからの日本モルドバ友好協会の活動を盛り上げていただけると確信いたします。
 
特に、今年度の中心的な活動である「モルドバGallery写真・水墨画展」の全国展開に強い関心を示されあいさつ文を寄稿して下さることになりました。また、日本モルドバ友好協会と協力関係を深めているNPO法人神戸平和研究所が毎年1111日に計画している「平和のための祈り祭典」に来年参加する意向を示され、今から1間は神戸平和研究所との協力関係をより推進していくことを私は決意しました。
 
現地モルドバのカウンターパートである「モルドバ日本友好協会」会長ユーリエ・プンザル氏も活動しやすくなるに違いありませんし、ライサ・ブラドゥッツアヌ理事長もよくNada氏のお人柄を知っていますので安心して、会長就任を喜んでおられます。
 
また、モルドバには大きなアメリカ大使館がありますが日系アメリカ人の会長が就任することによって活動に厚みが出てくると思います。特筆すべきことは2020年東京オリンピックのモルドバ選手団のホストタウンである山形県鶴岡市で開催予定の「モルドバGallery写真・水墨画展」開催や、
岡山のぶどう栽培家鎌田光希氏の協力を得てモルドバ支援の輪を広げていこうとする地道な活動にも弾みがつくと思います。
 
最後になってしまいましたが、モルドバ柔道を指導している後藤商事の後藤社長との出会い、モルドバツアーを推進しているジャンボツアーズ社の谷村社長との出会い、モルドバの青年レッド君(仮称25歳)が神戸に語学研修に来ていて再会し、モルドバのスポーツジャーナリスト、『アレキサンドル・ゲオルギッツア氏の生涯と奇跡』の共同翻訳開始、アジア・ユーラシア総合研究所との交流など今後の活動に期待されていることを話し合いました。
(文:沓澤正明)


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