理事会、総会、企画会議「ルーム・ブレーントラスト」議事録

理事会、総会、企画会議「ルーム・ブレーントラスト」議事録

2015年11月14日

本年2015年6月15日東京都により私たちの団体「日本モルドバ友好協会」はNPO法人として認証され、本日、第1回理事会、総会、企画会議「ルーム・ブレーントラスト」を開催いたしました。理事の紹介、事業計画の発表、活動理念の説明、モルドバと日本の相互の友好協会役員の来日報告、帰国報告及び皆様との意見交換をしました。ここに議事録を報告いたします。

記

 

日時：2015年11月14日（土）17：00～19：00

会場：神戸市立布引ハーブ園「ローズマリールーム」会議室

住所：〒650-0002　神戸市中央区北野町1丁目4-3

参加者：理事6人、正会員1人、参加希望者4人以上11人

議題：2015年度事業計画

2015年度資金計画

2015年度活動報告

私たちの理念
①創造する力②環境創造③創造的復興

企画会議「ルーム・ブレーントラスト」

会議に先立ち、あらかじめ定款（全10ページ）と「ライサ女史とバレリュー氏の日本滞在記録」（全25ページ）が参加者全員に配布されました。

議長は沓澤正明理事長が勤めました。

最初、理事の自己紹介をしました。沓澤正明、水谷圭一、曽根保彦、佐藤絹子、今中由美子、沓澤美喜以上6理事。一番遠くから理事会に駆けつけてくれたのは山形県鶴岡市の佐藤絹子理事でした。東京からも理事1人、参加希望者1人が参加されました。

10理事のうち6理事が参加しました。正会員は沓澤安一1名参加しました。参加希望者は虹の瞳さん、川添さん、森本峯生さん、武田有賀さん以上4人でした。参加者は計11人でした。

私たちが最も大切にしているのは理事、正会員だけでなく参加希望者の誰もが自由に意見を発表できる企画会議です。定款では企画会議を「ルーム・ブレーントラスト」と名前をつけて呼んでいます。ここから「創造する力」が生まれてきます。活動や会議への参加希望者には提案したり改善したりする機会が与えられています。今回も参加希望者からの自由な発言が「創造する力」になりました。

事業計画は8事業ありまして理事長から発表がありました。この事業計画は東京都に認証されているもので6月15日の設立時に確定しています。8項目の事業計画を2016年3月31日までにどのようなプロセスで実行してくかというのが理事会、総会、企画会議「ルーム・ブレーントラスト」の主たる目的となりました。事業計画は次のとおりです。

事業計画①　日本及びモルドバ共和国相互の文化及び物産等紹介事業

事業計画②　日本及びモルドバ共和国両国間の大学、音楽、舞踊、演劇、芸術、スポーツ、

ジャーナリスト、医療、農業、青年、女性等の交流と創造的復興支援事業

事業計画③　モルドバ共和国の子供たちの教育支援及び奨学金事業

事業計画④　モルドバの人々の生活環境向上支援事業

事業計画⑤　協力ネットワーク構築のための情報収集、提供及びあっ旋事業

事業計画⑥　ウェブサイト活用による募金事業

事業計画⑦　国際ボランティア育成のための研修

事業計画⑧　コンサート、帰国報告会、写真展、絵画展、刊行物発行、ホームページ等の

啓蒙活動

そのうち、特に事業計画⑥⑧の２つについて活発な意見交換がなされ、参加する誰もが活動できるように詳細なアクションプランが決議されました。

決議1.ホームページの活性化について

ホームページの記事がなければ誰も私たちの活動を知りたくても知ることができません。今までの記事はほとんど理事長が一人で記事を書いてきたがそれでは話になりません。

5人ぐらいの人が記事を書いて毎日、記事を更新するぐらいのことをしないと募金活動も難しくなります。そこで今回の参加者から曽根理事が1ヶ月に3記事、森本峯生さんが1記事、武田有賀さんが1記事書くことに決定しました。

決議2.2015年1月29日のコンサートから参加費3000円をやめて寄付金だけでコンサートを開催します。

コンサートは招待制にします。1年に3000円以上の寄付をしてくださった支援者に1年間に1回コンサートにご招待するというシステムに変更します。理由は3000円以上の寄付をしてくださる支援者を2015年3月31日まで募集したいからです。私たちが開催するコンサートには音楽を楽しむという目的と、モルドバの復興を支援するという寄付目的があります。二重目的があります。これからは年間を通じて100人を目標として3000円以上の寄付をしてくださる支援者を募集し多くの支援者が参加しているNPO法人を目指します。

以上2点を決議しました。

それから、貴重な意見がありました。コンサートのチラシの言葉を入れるときに「東欧で最貧国」というような言葉は使わないで欲しいというものです。これからは「東ヨーロッパの知られざる小さな国」という形容詞をつけてモルドバを呼ぼうということを確認しました。（記録担当：沓澤安一）