2017年8月4日金曜日

モルドバフライト時のエピソード

2017年7月25日21:40成田空港からモルドバに向けて沓澤美喜理事がフライトしました。帰国予定は10月20日ですので88日間のモルドバ滞在となります。ここに、今回フライト時に生じた出来事はモルドバに関心おありの方にとってきっと役立つと思いますのでエピソードとして書いてみたいと思います。

今までは関西空港からフライトしていたのですが、今回からは成田空港からフライトしなければければならなくなりました。理由は今年からトルコ航空の飛行機が関西空港に乗り入れないことになったからです。

成田空港へのアクセスは思っていたよりはるかに簡単でした。東京駅の八重洲北口前の成田空港行きの京成高速バスターミナルでバスに乗り込むと1時間ほどで成田空港第一ターミナルにつきました。予約なしでもすぐに乗れました。料金も1000円で格安でした。

ですが、今まで関西空港からフライトしていた時には全然生じなかったようなストレスを今回感じました。慣れるとストレスは解消すると思いますが、どうぞ初めての人にも安心して旅行を楽しんでいただきたいと思います。

普通、フライトする前に荷物の重量制限を確認しますが今回はEチケットにも、当初の手配旅行用請求書にも重量制限の記載がありませんでした。外国での滞在日数などによって20キロとか30キロとか重量制限の表示が必ずありましたが、今回は2パッケージと書いてあるだけでした。実際に荷物は27キロありましたが無事受付カウンターで預けることができました。

今回一番ストレスを感じたことはモルドバ入国にはビザが必要かということでした。Eチケットは7月1日に購入していましたがフライト2日前になって手配旅行用請求書でフライト時間などを確認していたところ、突然「ビザ必要」という文字が目に飛び込んできたのです。当初の旅行代理店からの手配旅行用請求書には「ビザ不要」となっていましたので最終確定の手配旅行用請求書に「ビザ必要」と記されていることにその時まで気がつきませんでした。(画像参照)
 
平日の定時にしか旅行代理店には電話がつながりませんので確認するのに困りました。でも電話がつながって確認してみると「ビザは必要ありません」という回答で安心しました。ところが不安を蒸し返すようなことが起きました。何度かモルドバを旅行したいと問い合わせを下さっていたSご夫妻が「旅行代理店がモルドバはビザが必要だと言っているので、今年はモルドバには行かないことにしようと思っていますが、本当にビザが必要なのでしょうか」というものでした。旅行代理店によると昨年モルドバでは親ロシア派の大統領が誕生したので、ロシアで日本人旅行客はビザが必要なのと同じ理由でモルドバもビザが必要となりましたと説明されたそうです。「そんなはずは あり ません。モルドバはビザは必要ありません」と私は電話で返事をしたものの何が真実かわからなくなりました。

昨年、モルドバの首都キシナウに日本大使館が、東京の神楽坂にモルドバ大使館が開設されましたが、モルドバ人が日本に入国するにはビザが必要です。日本とモルドバは対等な外交関係にあるという考えで突然、モルドバ入国の日本人にはビザが必要であるという大統領令でも出たのだろうかと思ったりしました。そういえばそれに似たことをトランプ大統領がやったなどと考えました。

モルドバ大使館に電話するにしても「ビザなんて必要ないことは何回もモルドバにお越しの沓澤さんでしたらとっくにご存知ではありませんか」と一笑に付されそうな気がして大使館には電話をしませんでした。

とにかく成田空港は何事もなく通過しました。あとはイスタンブールでの乗り換え、モルドバのキシナウ空港での入国手続きでどうなるか心配がありました。時間は過ぎて翌26日の午後6時半ごろ沓澤美喜理事から「今、無事キシナウのお部屋に着きました」と連絡がありホッとしました。そしてすぐにSご夫妻に「ビザはなくてもたった今、家内はモルドバに着きました。ビザなしで大丈夫です」とお伝えすると「そうですか。今年はもうヨーロッパに行くことが決まってしまったのでモルドバは来年行きましょう」と申されました。

このような出来事を通して私は、全国に支店を持つ大手の旅行代理店がモルドバはロシアと同様ビザが必要になりましたというフェイク情報を流すのはやめてほしいと思いました。果たしてこのようなフェイク情報の発信源はどこなのか疑問が残りました。(文:沓澤正明)
 
 
 

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